魚神ーio gamiー 千早 茜
千早 茜
集英社
この島の人間は皆、夢を見ない。
私、白亜と
弟スケキヨは
物心ついた時、すでにこのヘドロ臭い島にいた。
売春宿と漁しか収入源のない島。
本土から切り離されたうたかたの島。
婆は捨てられていた私とスケキヨを拾った。
スケキヨは島のために働かせられる運命。 離れ離れになったスケキヨと、 島の物語。 時代は戦後であるらしい。 遊女白亜が見て、感じる情景は けっして美しいものではないのに 紡がれる言葉は う つ く し い。 情景描写がすばらしい。 まとわりつくような 湿気をおびた 余韻が残る。
いつか私は遊郭に売られ
遊女白亜として生きる少女と、
場所は日本であるらしく、
会話の文では平凡さが垣間見えるが


おはようございます。
本当に書かれていることはちょっと嫌悪感を抱くような事なのに
すごく美しいのが不思議でした。
読んだ後暫く物語の世界にひたってしまいました。
投稿: なな | 2009年4月 8日 (水) 09:07
こんばんは
ほんまに美しいという形容がぴったりの小説でした。
内容はおぞましいのにね。
投稿: ナカムラのおばちゃん | 2009年4月10日 (金) 23:17